『黒魔術の手帖』 澁澤龍彦 河出文庫

 カバラに薔薇十字団、タロット占い、サバト、黒ミサ、ノストラダムスの予言、錬金術等々、一般に黒魔術と呼ばれるどうしようもない程胡散臭い知識の固まりを延々と紹介しまくるあやしげなエッセイ。若者を殺しまくったことで有名な犯罪者ジル・ド・レエについても詳しく書かれている。
 「おお、バッカスよ!」とか叫びながら読んでいた。ごめん、オレかなり頭悪いね。