『姉飼』 遠藤徹 角川書店


 第10回日本ホラー小説大賞受賞作『姉飼』他三篇を収録した短編集。先日『元さんと一緒に京都で昼飯を食おうよの会』で頂いた本。
 表題作『姉飼』はグロイ。読んでいて気持ち悪くなる。迫力はあるが、私の趣味ではない。
 私が好きなのは三作目『ジャングル・ジム』。ジャングル・ジムから見た日常を綴ったほのぼのとした作品。ただしホラー。
四作目『妹の島』は横溝っぽい。ミステリではないが雰囲気がそれっぽい。
 読後気付いたが、どうやら私はホラー小説は苦手のようだ。