『ロートレック荘事件』 筒井康隆

 最近のなかなか人が死なないミステリなんかと比べるとテンポよく人が死ぬんで、読んでて気持ちよかったです。何だかんだいってミステリの醍醐味は人が死ぬことですよね、やっぱり。いや、北村薫とかも好きですけどね。
 あと読んでいてポーの短編を思い出した。子供向けのやつで、確か『ちんば蛙』と言う邦題だった気がする。この作品となんか似てる。