2004-06-24から1日間の記事一覧

 『霧のむこうのふしぎな町』 柏葉幸子 講談社文庫

もっちさんid:motch経由。宮崎駿に『千と千尋の神隠し』を書くキッカケを与えた本らしい。変な街にやってきた女の子があっちゃこっちゃでバイトをするというファンタジー。 出てくるおにゃのこがあんま可愛くなかった。中盤は読んでいて非常に退屈。とにかく…

 『堕落論』 坂口安吾 角川文庫クラシックス

当時の若者に絶大な人気を誇ったという安吾の『堕落論』。戦後すぐに書かれたエッセイのクセに古臭さがあまりない。すげえ。 どのエッセイもチェスタトンばりの逆説と、坂口安吾の人の悪さが楽しめて中々面白かった。ちなみに私のお気に入りは『エゴイズム小…

本を買って、本を積んで、本を借りて、本を積んで、本を読んで、本を買って……(以下繰り返し)。そんな人生に疲れました。読んでも読んでも積読本が減ってくれません。もう嫌です。