2004-01-28から1日間の記事一覧

 『寝台特急「はやぶさ」1/60の壁』 島田荘司

私は吉敷刑事のキャラクターがあまり好きではなかったので吉敷物は敬遠していたのだが、暇な間に積読本を処理しようと本書を読んだ。 裸の女性が顔を剥ぎ取られて殺されているのが被害者の自宅で発見されるが、その女性は死亡推定時刻には列車「はやかぜ」に…

『姑獲鳥の夏』 京極夏彦

いまさら語ることは特に無いのだが、先日京極が『後巷説百物語』で直木賞をとったので、その記念にハードカバーで再読してみた。書店で手に取ったときは「ハードカバーにしては軽いな」と思ったが、寝ながら読もうとしたら重くて読めなかった。 読んでいて気…