『死者の木霊』 内田康夫 講談社ノベルス

 先日元さんid:h-motoに会った時に、「ネットでサイトやってんなら、選り好みせずいろんな作家のいろんな作品を読まなきゃダメだよ」と理由の分からないことを言われておしつけられた本。多分、そん時あの人は酔っていたに違いない。
 本書はバラバラ殺人に地味な警察官がコツコツと取り組んで、青森行ったり鳥取行ったりして事件を解決するという、いかにも80年代っぽいミステリ。とにかく私の趣味には合わない作品なので全く楽しめなかった。お話自体もつまらなかったのだが、登場キャラクターにも全く魅力がなかった。