2005-01-06から1日間の記事一覧

 『さらば愛しき女よ』 レイモンド・チャンドラー ハヤカワ文庫

主役のフィリップ・マーロウが後頭部をガツンとやられたり、酒飲んでヘベレケになってたりする、そんな小説。マーロウのセリフはかっこいいのだけども、行動がアホ丸出しなんで、その乖離っぷりがなんとも痛々しかった。

 『源頼朝(3)』 山岡荘八 山岡荘八歴史文庫

頼朝の挙兵に始まり、木曽義仲の討ち死にで幕となる第3巻。って、ちょっと待て。木曽義仲が討たれた所で物語が終わるというのは一体どういうことだ? 大姫と義高出てこねえよ。

 『源頼朝(2)』 山岡荘八 山岡荘八歴史文庫

伊豆に流された源頼朝と、そこで出会った様々なお姫様との恋模様が描かれた第2巻。イヤがるお姫様をムリヤリ手篭めにする頼朝の鬼畜っぷりが楽しめる。囚人なんだからもう少し遠慮しろよ、頼朝。