2004-12-08から1日間の記事一覧

 『真田太平記(9)二条城』 池波正太郎 新潮文庫

イヤ、中弛みだろ、コレ。加藤清正の毒殺になんで1巻丸々使うんだよ。豊臣方と徳川家との確執はこれまでにもう十分描かれているんだから。この巻はいらないんじゃねえの。

 『死角に消えた殺人者』 天藤真 創元推理文庫

車に乗って崖から転落死した4人の男女。彼らには生前接点となるような交友関係は全くない。社会的地位、年齢とどれもがバラバラなのだ。警察は被害者4人のうちの誰か一人に恨みのある奴が犯人だろうと目星をつけて、捜査を開始する。しかし、その後の捜査…