2004-04-25から1日間の記事一覧

 『日本の名随筆 別巻⑦ 奇術』 泡坂妻夫―編 作品社

奇術に対する様々なエッセイを集めた本。泡坂妻夫の作品はポルノ描写が非常に多く、あまり好きな作家ではない。ただ、奇術に対する愛には読んでいて感心させられる。そんな奇術に対する愛がいっぱいつまった随筆集。ミステリ好きが読んでも面白かった。

 『白い家の殺人』 歌野晶午 講談社文庫

どうなんだ、コレは。面白いのか。デビュー作よりはまだマシかな。とりあえず歌野の作品はもうしばらく読まないことにしよう。あ、唯一ラストのQueenの『悲しい世界』の使い方は良かった。あの曲自体は好きじゃないけど、この作品の中での使い方だけなら良か…