あと2週間以内に読まないといけない本。

  1. デルフィニア戦記』三冊 茅田砂胡…図書館から借りたやつ。返却日は6月14日。 
  2. グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想』 アルマ・マーラー…図書館から借りたやつ。返却日は6月14日。
  3. 封印再度』 森博嗣…某後輩君オススメ
  4. 『愛は血を流して横たわる』 エドマンド・クリスピン…某編集さんオススメ
  5. 『英国風の殺人』 シリル・ヘアー…図書館から借りたやつ。返却日は6月11日。
  6. 『カリブ諸島の手がかり』 T・S・ストリブリング…某Sさん絶賛。
  7. 『クリムゾンの迷宮』 貴志裕介…読書会の課題本。
  8. 陰陽師』 夢枕獏…もっちさんオススメ
  9. 『風の万里 黎明の空 (上・下)』 小野不由美…N君から借りてるやつ。
  10. 甲賀忍法帖』 山田風太郎…元さんオススメ

 『英国風の殺人』 シリル・ヘアー 国書刊行会

 英国の片田舎の屋敷に集まった8人の人々。クリスマスの楽しい晩餐を過ごしていた最中、活発な政治活動をしていた一癖も二癖もある男が毒殺される。さらに第一の事件の興奮が冷めやらぬうちに第二、第三の事件が起こり…。次々と起こる不可解な死に名探偵・ボトウィンク博士が挑んだ長編ミステリ。


 ホントにイギリスらしいミステリ。事件が小粒なのと謎解きのシーンがかなりあっさりと描かれているので、作品自体のインパクトはかなり薄い。あと日本人には分かりにくすぎる動機もマイナスポイントだ。決してつまらなくはないが楽しくもなかった。普通のミステリ。
 歴史学者のボトウィンク博士(引用癖&もったいぶったしゃべり方をする如何にもな探偵役)のキャラは好きかな。