2004-05-29から1日間の記事一覧

 『デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士4』 茅田砂胡 中公文庫

デルフィニア国の内乱を描いた物語も今巻で一区切り。もっと篭城戦をしつこく描いて欲しかった。ただ敵役のペールゼン侯爵のラストはなかなかよい。 それにしてもデルフィニア戦記はあと14巻あるみたいなんだが、一体このあと何を書くんだ、このシリーズは?

 『デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士3』 茅田砂胡 中公文庫

元デルフィニア国王・ウォルとその育ての親・フェルナン伯爵との別離を描いた巻。前巻ではリィ個人の武勇伝が目立ったが、今巻では軍隊同士の戦争がちょっとだけ描かれていて、少しうれしかった。