2004-04-29から1日間の記事一覧

 『月の影 影の海 下』 小野不由美 講談社X文庫

上巻は微塵も面白くなかったが、下巻は面白い。それにしても巧国との戦が無いのがすっげえ残念だ。国盗りのシーンが省略されすぎじゃないか、これは。6頁て。後のシリーズで補足はあるんだろうか。

 『三国志(三)』 吉川英治 吉川英治歴史時代文庫

呂布と陳宮の掛け合い漫才が楽しい第三巻。陳宮ってこんなに男らしかったのかと。死に際が見事だった。 あと劉備がウザイ。袁紹や曹操もそんな男の口車にのるんじゃねえよとぼやきながら読んでいる。早く諸葛は出ねえのか。

 『月の影 影の海 上』 小野不由美 講談社X文庫

ム、どうしよう、これ。とりあえず下巻まで読んでから判断しようか。今んとこ評価は保留しとこう。

 『天より授かりしもの』 アン・マキャフリー 創元推理文庫

「天から授かった才能」=ギフトを持ったある国の王女ミーアンは、不本意な結婚を拒否するため、森の奥深くへと逃げ込む。そこで一人の怪しげな少年と出会い、共同生活を送りはじめる。お姫様育ちのミーアンは日々の生活に悪戦苦闘しながらも、充実した日々…

 『帝都物語外伝 機関童子』 荒俣宏 角川文庫

高校生の時、帝都物語を夢中になって読んでいたのだが、今外伝を読んでみたらたいして面白くなかった。オカルトとかに飽きたのかな。

 『出雲伝説7/8の殺人』 島田荘司 光文社文庫

前々から思っていたのだが、島荘に社会派っぽいのは似合わない。あと私はトラベルミステリーの良さが欠片も分からないので、もう吉敷モノは読まないかもしんない。 要するにこの作品はつまんなかったんだよ、コレでもかってぐらいに。