2005-03-16から1日間の記事一覧
『忍法関ヶ原』…ホモはイヤ。とにかくイヤ。 『忍法天草灘』…本編よりも江戸時代の口語を記した資料である「懺悔録」のほうが面白い。その資料の使い方はうまいけど、全体としてはいまいち。 『忍法甲州路』…恐るべき秘術を持つ三人の忍びに打ち勝たんとして…
うわ、びっくりだ。あまりにもつまらなすぎる。「これまでのあらすじ」から漂ってくるフォローしようの無い地雷臭にフラフラと惹かれて読んでみたのだが、期待を裏切らないつまらなさ。これは俺が理解できないだけで本当は面白いのかもしれないと一瞬錯覚し…
この1作で私はうえお久光が好きになった。身体能力で圧倒的に優れている相手に対して、如何にして勝つかということに念頭をおいたボクシングの一戦が実に熱い。グリム童話の「ルンペルシュティルツヒェン」から採ったと思われる知恵の実(その名も“レフトア…
「確かにパクッたよ。でも俺が書いた作品の方が面白いだろ」といったのはデュマ先生でしたっけ? 言い方悪いけれど、まあそんな感じの作品。デカメロンっぽく、偶然めぐり合った隊商たちが不可思議な話をして時をつぶすというお伽噺。『切り離された手の物語…
「気のいいふわふわしたおばあさんのように見えていて、中身は全然そうじゃない」我らが詮索好きなマープルおばさんが療養中に出会った。マープルの右肩ごしに何かを見て驚愕する少佐、ホテルに集まる有閑人達、ぺちゃくちゃとおしゃべりばかりする登場人物…